バリ島観光ではカルマ会員懸賞はがき勧誘にご注意! 2019お正月①
2018~2019の年末年始は、12/29~1/7までバリへ行ってきました。
去年もバリだったのですが、寝込んでしまって楽しめなかったのでそのリベンジ!
今回は、ほぼ毎日サーフィン&プールで、私の肌の色もかなり現地化しています(笑)
9泊したので、さすがに体力回復のためにサーフィンを中休みしました。
その中休みにスミニャックへ行って遭遇した話を、書こうと思います。
貴重な体験と言えばそうなのですが・・・人によっては散々な体験とも言えるかもです。
これからバリに行く予定のある人は、参考のために必ず読んでおくべき!
多分、私以外にも書いている人は多いのではないかな。
スミニャック観光でカルマグループハガキ抽選に勧誘される
1/3は、午前中スミニャックのショッピングの街をブラブラして、午後はサヌールビーチへ行く予定でした。
クラクラバスで、スミニャックショッピングモールへ移動。
ショッピングモールを出て、通りのお店を眺めながら歩いていると、日本語がとても上手な現地人らしきお兄さんに声をかけられました。
「無料で商品が当たるよ~」とハガキを手渡されたのです。
ハガキだけもらって通り過ぎようとしたら「ハガキ開けて下さい」と。
私は通り過ぎようとしたのですが、「無料で必ず何か当たるよ」という言葉に引っかかった相方は話を聴く態勢。
「えっ、マジ」
そして、お兄さんはその折りたたんである二枚のハガキを自分で開けました。
そして「えっ~、えっ~、ウソ!」と一人感動している様子。
通りの隅へやられて、「これ、ホントぼく嬉しい。50ポイント貰える」
「私のこの感動はわからないかもしれないけど、凄く嬉しい、やった~」
私は、これがお芝居っぽくて信用できなかったのですが、とりあえず話を聴くことに。
お兄さんは、この仕事をして多くの人にハガキを配っているけれど、この景品を見たのは初めてとのこと(間違いなくウソだと思う)
その景品と言うのが・・・まずは写真をご覧ください。
少し見えにくいですが、1枚のハガキには“YOU ARE A 1stPRIZE WINNER”と書かれています。
A:カルマグループのホテル7泊分の無料宿泊券(バリ、タイ、インド、ドイツ)
B:Go-pro
C:2,000,000ルピア
このいずれかが必ず貰えるとのこと。
お兄さんに何度も、この中から私達が好きなものを選べるの?と確認したところ「うんうん」という回答。
が、ハガキをご覧いただくと下側に金色のシールが見えると思います。
ここを剥がすと、A・B・Cのいずれかが出てきて、それが私達の当選品ということでした。
この時点で私達はお兄さんの言うことを鵜呑みにしていたので、半信半疑ながらもA・B・Cのどれにする?なんて話をしていました。
そして、もう一枚のハガキは、カルマグループのTシャツ。
こちらは、確実に貰えるものです。
ただそのためには、今からジンバランへ行き、1時間ほど話を聞かなければいけないとのこと。
私達が、話を聞きに行かないと、お兄さんは50ポイントが貰えないそうです。
そのポイントが何なのかは不明ですが、お兄さんにとってもはとても嬉しいことのようでした。
午後からサヌール行きを予定していたし、ジンバランは全く反対方向でもあるので「今から行くところがあるから無理」と言うと、
そのお兄さんはなんと突然ハガキ下の金色のシールを剥がしたのです。
そして現れたアルファベットは「A」
お兄さんはますます興奮し、1時間話を聞けば、またスミニャックに戻ってこれるので、ジンバランへ行きましょ!と。
スミニャック~ジンバラン~スミニャックの移動はタクシーで無料送迎とのこと。
私たちも「A」の7日間無料宿泊券が貰えるならと、行くことにしちゃいました😆
お兄さんは大喜びで、ブルーバードタクシーを止め、一緒に乗車。
そして、50mほど一進んだ後、
「僕は自分のバイクで行くので、ここで降ります。またジンバランで会いましょう!」
と、にこやかに車を降り「またね~」と手を振り去って行きました。
このお兄さん、本当にお芝居上手でした。
お兄さんとは、これっきり会っていません(笑)
そして、1時間なんて大ウソで、私達はその日丸1日をジンバランで過ごしたのです 😥

カルマカンダラリゾート見学
タクシーで直接カルマリゾートに行くものと思っていたのですが、到着したのはカルマの事務所らしき建物。
ま、当然ですね(笑)
受付で、国名や宿泊先ホテルや滞在日数など色々聞かれた後、しばらく待たされて・・・
絶対に1時間で帰れないわ、と確信。
それでも、まだこの時も、丸1日過ごすなんて思ってもいませんでした😂
ようやく、日本人スタッフが登場。
20代の明るくてさわやかな女性でした。
別の談話室のような大部屋に案内され、そこから彼女の話を聞くことになったのです。
大部屋には、私たちのように懸賞が当たったと連れられてきた人たちが大勢おり、それぞれにカルマのスタッフが対応していました。
最初にカルマグループのホテルがどれだけ素晴らしいかの説明。
散々、説明した後、こんなホテル泊まってみたいと思いませんか?と質問。
当然「泊まってみたい❣️」という回答を期待しています。
私たちは「まぁ・・・」
こんなラグジュアリーなホテルに〇〇円で泊まれるとしたら嬉しくないですか?と、会員になればお得に宿泊できるという説明が始まります。
年会費がいくらで、使用する際はポイント制で、などなど、また長〜い説明。
もう1時間はとっくに過ぎています。
いつまで続くんだろうと思いながら聞いていると、実際に最高級のホテル「カルマガンダラ」を見てみませんか?というご提案。
年会費は約11万くらいだったと思います。
それだけで済むとは思いませんでしたが、ラグジュアリーなホテルであることはわかりました。
せっかくここまで来たのだし、一生泊まることもないだろうから、見るだけでもと思い行くことにしました。
車でカルマジンバラン➡︎カルマカンダラの順に見学ツアー。
二つとも五つ星ホテルだけあって、確かに高級感溢れる感じ。
カルマカンダラは、おそらくカルマホテルグループの中でも最高級クラスのホテルなのだと思います。
ゆっくり見学させていただきました。
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まぁ、こんな雰囲気のところです。
敷地内が広いので、移動はすべてカートを利用するようです。
キッチンや他のベッドルームは清掃中なこともあり写真撮影はしませんでした。
リーフ外でサーフィンはできなくもないとのことでしたが、サメが出る可能性があるとか。
プラーベートビーチを見学後、また最初の事務所の談話室へと戻りました。
カルマリゾートグループの入会金・年会費などの費用はいくら?
ゴージャスなカルマカンダラを見学しましたが、バリに来る目的がサーフィンの私たちにとっては殆ど魅力ゼロ。
近くに、サーフィンができる海があるならまだしも、このホテルは籠って楽しむタイプのホテル。
一歩外に出ると、何もありません。
本当にのんびりプライベートを楽しみたい方向きですね。
見学後は商品をもらってすぐ帰れるものと思っていたのですが・・・
カルマグループおよび提携しているホテルにお得な料金で宿泊できるようになるには、当然会員になる必要があります。
ここからは、その説明が始まるのです。
私たちは1時間話を聞くだけと聞いていたのに・・・と少々不満を漏らしました。
ランチも食べていないので、お腹がペコペコだとも伝え、ツナサンドとコーヒーをいただきました。
少しお腹が満たされたことと、どうせもうどこにも行けないので、私たちは一体会員権がいくらくらいなのか聞くことにしました。
例のごとく、ウンザリするような回りくどい表現の説明後、オーストラリア人のマネージャーらしき男性が通訳と一緒に席にきました。
そして、金額の提示。
本来290万円くらいするところ、140万円でOKとのこと(細かい数字は省略しています)
会員権を支払う際に支払い方法はどうするかと質問。
購入する気はサラサラありませんが、支払うならクレジットカードと回答。
支払い方法によって金額が変わるのかと思ってしまいました。
その他にも色々な話はあったのですが、どう考えても人によって会員権の金額を変えてるのではないのかという印象。
それを伝えると、当然ですが、全員一律だとのこと。
かなり時間を潰して色々見たけれど、まったく魅力を感じなかったので、会員になる気はないことを伝えました。
マネージャーらしき男性が通訳と共に席を離れた後、日本人スタッフに言いました。
まわりくどいシステムにしなくても、日本人スタッフが会員権はいくらいくらでと説明するほうがよほど印象がいい、と。
スタッフには会員権を伝える資格がないようです。
彼女はまだ新人さんのようで、費用面に関しての対応の仕方は未熟な印象でした。
談話中、時たまドラが大きな音を響かせるのですが、それは契約が成立した合図。
何度か聞いたので、実際に街で声をかけられてここで話を聞いて即契約をする人がいるということですね。
驚きです 😯
他ホテルのタイムシェアやバケーショングラブなどをやめて、カルマの会員になる方もいると仰っていました。
にわかには信じがたい話ですけどね。
この後、別の部屋でTシャツを貰い、無事7泊分の無料宿泊券をゲット!
そして、無料タクシーにてホテルまで送ってもらいました。
長時間の説明でほぼ1日潰れましたが、貴重な体験でした。
みなさん、バリ旅行の際はカルマの勧誘に遭遇するかもしれません。
カルマリゾートの口コミ・評判・うわさ
ホテルに帰り、夕食を食べながら、ネットでカルマを検索しまくりました。
私たちと同じように、街で声をかけられてブログに書いている方もいました。
もう随分前から、街中で懸賞ハガキを使った勧誘をしているようです。
懸賞品の内容は、いつも同じでなく定期的に変わっているみたい。
Aの7日間無料宿泊券はいつも同じ。
Bの商品は、以前はiPadで、私たちはGoProでしたが、ドローンもあるようです。
Cは現金が貰えるのですが、金額も変わっています。
おそらく、金色のシールを剥がすと、Aが多いのではないでしょうか。
ちなみに、私たちを勧誘したお兄さんは、その場で金色のシールを剥がしちゃいましたが、本当は説明を聞きにいった事務所で剥がすものらしいです。
勧誘のお兄さん、すごいフェイントしましたね~。
ネット情報では、わざわざジンバランへ行ったけれども、説明の途中で帰ったら商品は貰えなかったという人もいれば、
Tシャツだけのために、わざわざジンバランまで行って長時間説明を聞いた人もいるみたいです。
会員ではない方で、実際にカルマカンダラに宿泊した人のレビューでは、移動にいちいちカートを呼ばなければならず不便だとの声もありました。
長期滞在型リゾートなのに、レストランが一つしかないため、結局わざわざ外に食事をしに行ったという口コミも。
1日潰れたけど、無料宿泊券はありがたいね〜と、どこに泊まろうかといただいた宿泊券を見てみると・・・
見学したカルマカンダラの宿泊券はなし 😥
ま、当然ですか。
9つの宿泊施設から選ぶことができ、必ず2ヶ月前に予約が必要。
無料宿泊券の有効期間は、2年間です。
ゆっくり見てみたのですが、なんだかな〜どれも宿泊したいとは思えないところばかり(-。-;
9つもあるにもかかわらず、です。
最後の最後まで、イケていないカルマでした 😕
有効期間が2年あるので、使うか使わないかゆっくり考えたいと思います。
もし、宿泊した際は、このブログで書きま〜す(笑)
翌日からは帰国するまで、午前はサーフィン、午後はプール、夜は夕食のために街へ、というパターン。
笑えたのは、今まで何度かバリにきて一度も遭遇したことがなかったカルマの懸賞ハガキ勧誘でしたが、前日に体験して以降、帰国するまでの毎日、街中で声をかけられたことです。
皆さま、バリ旅行の際に注意して見ていると、たぶんわかりますよ。
手にハガキを持った現地人には、要注意!